センターについて | 外来診療等のご案内 | 免疫細胞療法

受診の流れと手順

ここから本文です

1.当センターでのがん免疫細胞療法をお考えの方へ

受診は完全予約制となっております。受診を希望する方は、必ず、お電話でご予約ください。

当センターでは、かかりつけの病院と連携しながら、がん免疫細胞療法を行っています。当センターでがん免疫細胞療法を受ける間も、かかりつけの病院は必要となります。

かかりつけの病院にご相談の上、受診までに下記の資料を準備してください。

1) 診療情報提供書
2) 最新の血液検査データ(できれば1ヵ月以内のもの)
3) 最新の画像データ(できれば2カ月以内のもの)
4) 服用中のお薬の内容

当センターは、九州大学に附設された臨床研究施設の1つでもあります。今後のがん治療の発展のために、個人情報の保護に十分な注意を払った上で、臨床研究データを収集させていただきますのでご理解くださるようお願いします。

治療の対象となる方

1) がんに対する標準的治療を終了した後に進行・再発した方、または標準的治療の適応とならない方
2) 外来通院が可能な方
目安として以下のことをご確認ください。

  • 食事はある程度摂ることができる
  • 身の回りのことが自分でできる
  • 歩行が可能である
  • 無理なく通院できる

3) 病名を告知されている方
4) 6回の免疫細胞の投与(1コース・約3ヶ月)を受けていただける方

治療の対象とならない方

1) T細胞、NK細胞由来悪性リンパ腫および白血病の方
2) 感染症検査によって、HIVウイルス抗体が陽性の方
3) 感染症検査によって、HTLV-1ウイルス抗体が陽性の方
4) 臓器移植、あるいは、同種骨髄移植を受けられた方
5) 妊娠中あるいは妊娠の可能性のある婦人、授乳中の婦人
6) 20才未満の方
7) 入院中の方
8) その他、担当医師が適切でないと判断した方
※なお、当センターで免疫細胞の投与を開始した後、入院した場合は、原則、免疫細胞の投与は中断とさせていただきます。

2.治療の流れ

活性化自己リンパ球療法

1. 当センターを受診していただき、、本療法の内容について説明を行います。
2. 一般的な採血方法で本療法1回分の採血を行います。
3. 採取した血液を細胞調製センターで増殖、活性化させます。
4. 2週間後に受診していただき、点滴で約30分かけてリンパ球を投与します。同時に、次回分の採血を行います。
5. 2週間ごとに6回の免疫細胞の投与を行います。これを1コースとします。
表:1サイクル約2週間

樹状細胞ワクチン療法

1. 当センターを受診していただき、、本療法の内容について説明を行います。
2. 手術や生検で得られたがん組織を用いて、がん細胞の目印を調べる検査(免疫組織化学染色検査)を行います。
(検査結果が出るまでに約2週間かかります。)
3.  凍結した自己がん組織を当センターへお持ちいただきます。がん抗原ペプチドを使用する場合は、採血を行い、HLA-Aタイピング検査(白血球の血液型を調べる遺伝子検査)を行います。
4. 血液成分分離装置を使ったアフェレーシス法という採血方法で、約3時間かけて本療法1コース分の採血を行います。
5. 採取した血液を細胞調製センターで活性化させます。
6. 2週間後に受診していただき、皮下注射(または皮内注射)で樹状細胞を投与します。
7.  約2週間ごとに6回の免疫細胞の投与を行います。これを1コースとします。

※1コース6回の免疫細胞の投与が終了したら、画像診断・腫瘍マーカ一等の結果から、本療法の効果を評価し、その後についてご相談させていただきます。