副センター長(運営支援統括)

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赤司 浩一 Kouichi Akashi

九州大学大学院医学研究院
臨床医学部門
病態修復内科学分野
教授

主な研究テーマ

悪性腫瘍における癌幹細胞の同定と機能解明、癌幹細胞根絶技術の開発、正常および異常免疫機構、造血幹細胞移植術

研究概要

癌組織は少数の自己再生能を持つ癌幹細胞により維持されている。したがって癌の完全治癒を得るためには癌組織の源である癌幹細胞を標的とし、それを根絶する必要がある。現在、新学術領域研究「癌幹細胞を標的とする腫瘍根絶技術の新構築」の領域長を務めており、多数の臨床・基礎医学研究者と共に各種癌組織における癌幹細胞の同定や、その機能解明を行い、癌幹細胞根絶のための新規癌治療法の開発を試みている。
造血幹細胞移植の合併症としての移植片対宿主病(GVHD)の発症メカニズム、さらに難治性自己免疫疾患に対する自己造血幹細胞移植術を研究している。後者に関しては、厚生労働省難治性疾患克服研究事業「純化自己幹細胞移植術による難治性自己免疫疾患治療時の免疫再生メカニズムに関する研究」の班長を務めている。

業績

受賞歴

  • 1998  International Grant from Jose Carreras International Leukemia Society
  • 2000  Cheryl Whitlock/Pathology Memorial Prize
  • 2002  Damon Runyon Cancer Research Foundation Scholarship
  • 2005  第1回日本学術振興会賞

特許

U.S. Patent 6,465,247: Mammalian myeloid progenitor subsets, issued October 15, 2002
U.S. Patent 6,908,763: Mammalian common lymphoid progenitor cell,issued June 21, 2005

ひとこと

分子標的療法などに代表される医学の急速な進歩により、癌や自己免疫疾患など難治性疾患の治療選択肢が急速に広がっています。しかし完全治癒を得るにはまだ克服すべき問題点は多く、それらをクリアしながらさらに安全で効果的な治療法を開発していきたいと考えています。