プロジェクト | 共同研究部門

先端臨床検査研究部門

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1.細胞内オルガネラ機能と疾患 2.生命動態マーカー検索

背景と目的

細胞内小器官であるミトコンドリアはエネルギー産生機能やアポトーシスを調節する機能等、多様な機能を司っています。細胞におけるこれらの機能破綻は疾患と密接に関連していますが、ここには様々な疾患の診断や治療のターゲットになる未だ未解明の分子が介在していると考えられます。

1ミトコンドリアは自然免疫応答との関わりが注目されており、その機能調節に深く関わる蛋白質を臨床バイオマーカーとします。
2エネルギー代謝機構が正常とは大きく異なる癌などの疾患をターゲットにし、新たな臨床バイオマーカーを発掘していきます。

研究概要

当研究部門ではバイオマーカーの探索からその臨床有用性の検証、評価を行い、実用化を図りたいと考えております。

①    メタボロームやプロテオーム解析によりターゲット物質の探索を行います。
②    ターゲットとなる蛋白質のトランスジェニックマウスの作成等によりその作用機序を解明します。

ヒト由来の臨床サンプル(組織、血液)を用いバイオマーカーの臨床評価を実践します。

期待される効果

 当研究部門は株式会社LSIメディエンスとの共同研究を実施し、バイオマーカーの実用化を加速させます。臨床検査の現場ニーズを踏まえた新規臨床検査法や診断薬をその第一義と位置付けます。またバイオマーカーの特性によっては新規治療薬や治療法のサロゲートマーカーや薬効評価マーカーとしての活用も考慮します。産学連携の特徴を生かし、臨床バイオマーカーの市場性やその特性を鑑みつつ世の中への還元にチャレンジし続けます。