先端医工プロジェクト部門
医療技術が飛躍的に進歩した現代においても、今なお有効な診断・治療法のない疾患が数多く存在しています。こうした未だ満たされていない医療ニーズ(アンメットメディカルニーズ)を解決するには、学部や企業といったこれまでの枠組みにとらわれないプロジェクト型組織をつくり、臨床的課題にそった様々な専門分野の知識と技術を結集することが必要です。本部門では「分子イメージング」、「スマートDDS」、「低侵襲ロボット医療」、そして「医療情報」の重点四分野において、医師と工学研究者を中心とした異分野融合組織を形成し、新しい医薬品や医療技術・デバイスの開発を進めています。いずれのプロジェクトも従来の共同研究にとどまらず、薬事承認・上市までを視野に入れた研究開発を続けており、その多くが大型プロジェクトに発展しています。