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プロジェクト紹介 異分野融合によるオープンイノベーションの実現へ

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スマートDDS・分子イメージング

この分野の情勢
がんによる死亡者数は、我が国において年間約30万人、全世界では約760万人に達しています。がんの治療薬や治療法は年々進化し、その市場規模も拡大を続けています。とりわけ薬物送達システム(DDS:Drug Delivery System)や分子イメージング関連分野は高い成長率を維持しており、その市場規模は2012年に米国内だけでも10兆円に到達いたしました。
CAMIの強み
 最先端のナノテクノロジーを駆使した新しいがん治療法について、臨床に根ざした研究開発を実施しています。また施設内のGMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)に準拠した製剤化室で製造するがん集積性のナノ粒子を用いた肝がん治療を計画しています。

 施設内の臨床試験施設に加え、九州大学病院、地域の関連病院と連携して、より多くの患者さんに最先端の治療技術を提供します。
共同研究のお誘い
 施設内には下記に示した実験機器・設備を完備しており、また学内の連携研究室の設備を利用した共同研究も可能です。生理活性ペプチドや抗体等を用いた最先端の医薬品開発だけでなく、微粒子製造技術、光学技術、磁場制御技術、音響技術、微細加工技術、あるいはソフトウエア技術など、従来、医療分野とは馴染みのない技術分野においても積極的に探索・研究を行う予定です。
主な実験機器
GMP対応製剤化設備(アイソレータ連結真空凍結乾燥装置他)、質量分析装置、ゼータ電位・粒子径・分子量測定装置、多機能マイクロプレートリーダー、高速冷却遠心機、コールドルーム、ドラフト、安全キャビネット、超低温フリーザー等